「YouTubeのハッシュタグのつけ方がわからない!」
「YouTubeのハッシュタグにはどんな効果があるの?」
YouTubeに動画を上げようとした際、このようなお悩みでお困りの方が多いのではないでしょうか。
この記事では、YouTubeのハッシュタグのつけ方からどういった効果があるのか徹底解説します。
後半にはおすすめのハッシュタグや人気のハッシュタグの探し方もご紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。
YouTubeのハッシュタグとは?
YouTubeのハッシュタグとは、動画のタイトルや説明へ入力するキーワードのことです。
ハッシュタグには以下の特徴があります。
- キーワードと動画の関連性を高める
- 最新の投稿が優先されるため新参者でも露出を得られる
- ユーザーが興味のあるカテゴリの動画を簡単に検索できる
ハッシュタグをつけることで、動画が検索結果や関連動画に上位表示されやすくなり、再生回数の増加に繋がります。
また、入力されたハッシュタグは青い文字で掲載され、クリックすると同じタグを付けた他の動画を検索結果として表示します。
YouTubeのハッシュタグの意味
YouTubeのハッシュタグは、動画に関連するキーワードの先頭に「#」を付けて表現されるラベルの意味があります。
視聴者は、ハッシュタグをクリックすると関連する動画を検索可能です。例えば、音楽関連の動画の場合、#JPOPや#ライブといったハッシュタグを付けることが多いです。
ハッシュタグにより動画はより見つけやすくなり、再生回数の増加に繋がることも期待できます。
YouTubeのタグ(メタタグ)とハッシュタグの違いは?
YouTubeで使われるタグ(メタタグ)とハッシュタグには明確な違いがあります。
特徴 |
タグ |
ハッシュタグ |
目的 |
YouTubeアルゴリズム向け |
ユーザーへの伝達 |
設定場所 |
説明欄下のタグ欄 |
説明欄 |
最適な数 |
10〜15個以内 |
3〜5個前後 |
掲載 |
掲載されない |
タイトル・説明欄に青字で掲載 |
タグは主にYouTubeのアルゴリズムを対象に、動画の内容やジャンルを伝えるために用いられる要素です。
一方、ハッシュタグは視聴者に動画の主要なポイントを伝えるために使用され、動画の説明欄に入れる方法です。
YouTubeにおけるハッシュタグの上手なつけ方コツ4つ
YouTubeにおけるハッシュタグの上手な付け方について4つのコツを紹介します。
- ビッグキーワード、人気のキーワードを入れる
- オリジナルのキーワードを作成する
- 抽象的なキーワードを入れる
- 重要なキーワードを先に入れる
各項目について、その重要性と具体的なアプローチ方法について詳しく説明します。
ビッグキーワード、人気のキーワードを入れる
ハッシュタグには、ビッグキーワードや人気のキーワードを入れることが大切です。
多くの視聴者が検索するため、チャンネルへの流入を見込むことができます。
例えば、「ダンス」や「歌ってみた」などは一般的なジャンルを示すビッグキーワードです。
また、流行の曲名や話題の事象は人気キーワードとして潜在的な視聴者に閲覧されやすくなります。
この方法で視聴者の間で関心の高い内容やトレンドに乗っかることが重要です。
オリジナルのキーワードを作成する
また、オリジナルのキーワードを作成し、それをハッシュタグとして活用するのも良いでしょう。
なぜなら、YouTubeチャンネルの独自性と、ブランドアイデンティティを際立たせるために役立つからです。
例えば、チャンネル名や提供する独特な動画シリーズの名前など、個性的で記憶に残りやすいキーワードを考案します。
このようにオリジナルのキーワードを用いることで、視聴者がチャンネルとそのコンテンツを直接的に関連付けることが可能です。
抽象的なキーワードを入れる
YouTubeでのハッシュタグ戦略では、抽象的なキーワードの使用も必要です。
例えば、「かっこいい」、「簡単」、「きれい」といったキーワードは、特定の感情や価値観を共有する視聴者層の関心を惹きつけられます。
また、抽象的なキーワードは、視聴者の感覚や感情に直接訴えかけることができ、様々な趣味・興味を持つ視聴者層にアピールできるでしょう。
重要なキーワードを先に入れる
最後に、YouTube動画のハッシュタグ設定では、動画の内容と最も密接に関連するビックキーワードを先頭に置きます。
それにより、動画のジャンルが一目で明確になり、視聴者が自分の興味やニーズに合ったコンテンツをより迅速に見つけることが可能です。
例えば、料理に関する動画では「レシピ」、旅行系の動画では「旅行ガイド」といった、動画の核となるテーマを示すキーワードを最初に設定します。
結果、視聴者はすぐに動画の主旨を理解し、自分が求めている情報に素早くアクセスできるでしょう。
YouTubeにハッシュタグを利用するメリット3つ
YouTubeにハッシュタグを利用するメリットは、以下の3つです。
- 再生回数が増える
- 関連動画の再生数が増える
- 新規の視聴者が獲得できる
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
再生回数が増える
ハッシュタグを活用すると、検索に引っかかりやすくなり、多くの視聴者が動画を見つけるチャンスも増加します。
なぜなら、YouTubeの検索アルゴリズムはハッシュタグの情報を利用して動画をカテゴライズし、検索結果に掲載しているからです。
その結果、関心を持つ視聴者が動画にアクセスしやすくなるため、自然と再生回数が増えます。
さらに、動画の内容を正確に示した適切なハッシュタグの選定は、見たい内容がマッチするユーザーに届きやすいです。
また、VSEO対策としても重要であり、YouTubeだけでなく、Google検索結果においても動画の掲載頻度を高めることが可能です。
関連動画の再生数が増える
YouTubeでは、視聴中の動画と関連性の高い動画を推薦として掲載する機能があります。
ハッシュタグを使用すると関連性が高いと認識され、視聴者が次に見るべき内容として動画が推薦される可能性も高いでしょう。
その結果、視聴者を関連動画に誘導しやすくなり、チャンネル全体の再生数アップに貢献できます。
また、動画同士がハッシュタグで紐づけられることによって、関連性を持たせたコンテンツ戦略の展開も可能です。
新規の視聴者が獲得できる
特定のハッシュタグを使うことで、そのキーワードに興味がある新規の視聴者を獲得できます。
なぜなら、同じ興味を持ったユーザーがハッシュタグから流入するのに役立つためです。
例えば、特定のテーマで動画を投稿している場合、関連するハッシュタグを使うことで、そのテーマに関心のあるユーザーが動画を発見しやすくなります。
同ジャンルの動画でハッシュタグを通じた新規の視聴者の流入は、チャンネルの発展に不可欠です。
YouTubeにハッシュタグを使用するデメリット2つ
YouTubeのハッシュタグ利用における2つのデメリットについて、これから詳しく紹介します。
- 視聴者が離脱してしまう可能性
- すぐに再生回数に結びつかない
それでは、それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
視聴者が離脱してしまう可能性
注意すべき1つ目は、視聴者が動画から離脱してしまう可能性があることです。
例えば、動画のハッシュタグをクリックした視聴者は、他の類似コンテンツに興味を持ち、そちらの動画へと移動してしまう場合があります。
特に、人気の高いハッシュタグを使用した場合、大量に存在する関連動画の中に自分のチャンネルが埋もれてしまうリスクもあるでしょう。
これにより、視聴者が自分のチャンネルに留まる可能性が下がるかもしれません。
動画のタイトルや内容と関連したハッシュタグを選び、視聴者が動画の最後まで関心を持ちやすいように工夫が大切です。
すぐに再生回数に結びつかない
ハッシュタグを適切に使用した場合であっても、直接的に再生回数の向上に結びつくとは限りません。
もちろん、SEO(検索エンジン最適化)に間接的な影響を与える可能性はあります。
しかし、ハッシュタグからの流入が中心ではないため、視聴者が自分の動画にたどり着くまでにはある一定の期間が必要です。
ただし、時間経過によって再生数が伸びる可能性もあるため、ハッシュタグの効果は中長期的に評価する必要があるでしょう。
YouTubeハッシュタグにおすすめ・人気なタグの探し方
YouTubeハッシュタグにおすすめ・人気なタグの探し方は、以下のとおりです。
- 人気動画のハッシュタグを参考にする
- GoogleトレンドでYouTube検索からトピックを検索する
- YouTubeのサジェストキーワードを使う
それぞれのテーマについて、詳しく解説します。
人気動画のハッシュタグを参考にする
YouTubeで成功している動画は、多くの視聴者に支持されており、そのハッシュタグの選び方は非常に参考になります。
まずは同じジャンルの人気動画をピックアップし、その動画が使用しているハッシュタグや説明文の単語をリストアップしてみましょう。
人気動画のハッシュタグは多くのユーザーにクリックされる可能性を秘めており、動画の露出を高める可能性があります。
ただし、15個以上のハッシュタグは無効になることもあるため、3~5個程度の選定がおすすめです。
GoogleトレンドでYouTube検索からトピックを検索する
YouTubeのトレンドを確認する際には、GoogleトレンドのYouTube検索機能の活用がおすすめです。
Googleトレンドは、検索トレンドを分析するのに非常に便利な無料ツールで、どのような単語が注目を集めているかを簡単に調べられます。
そのなかから、ビッグキーワードを中心に、最近の検索傾向や人気の話題を押さえたキーワードからハッシュタグを選びましょう。
このようにトレンドに合わせたハッシュタグを使用できれば、より多くの視聴者を自分の動画に誘導することが可能です。
YouTubeのサジェストキーワードを使う
サジェストキーワードとはYouTubeの検索窓に関連する単語を入力した際に検索窓の下に掲載される関連するキーワードのことです。
キーワードは、日々のユーザーの検索傾向を反映しており、多くのYouTubeユーザーが既に関心を持っているテーマやキーワードになります。
サジェストキーワードは、ハッシュタグとして採用すると、そのキーワードに関心が高い視聴者が適した動画にたどり着きやすいです。
また、競合の他の動画と異なるアングルでサジェストされたキーワードを選ぶことによって、独自性のあるハッシュタグを作り出すこともできます。
そのため、YouTubeのサジェストキーワード機能を活用して、効果的なハッシュタグを見つけ出すせるでしょう。
YouTubeのハッシュタグに関する5個の注意点
これから、YouTubeに関する重要なハッシュタグの使い方について5つのポイントを紹介します。
- ハッシュタグは動画と関連性の高いものにする
- ハッシュタグ「♯」は小文字・半角にする
- ハッシュタグの単語間にスペースは入れない
- ハッシュタグの個数は3個以上15個以下にする
- YouTubeのポリシーを遵守して禁止ワードは使わない
それぞれのポイントについて詳しく解説していきましょう。
ハッシュタグは動画と関連性の高いものにする
ハッシュタグは、動画の内容やテーマに密接に関連している必要があります。
なぜなら、動画の内容を正確に反映していないハッシュタグは、ユーザーに誤解を招くだけでなく、YouTubeの検索結果にも悪影響を及ぼす可能性があるためです。
例えば、動画が料理のレシピに関する内容であれば、「#料理」「#レシピ」「#ヘルシー」「#簡単」「#おうちごはん」といった、内容にマッチするハッシュタグを選ぶことが大切です。
また、同ジャンルの人気動画のハッシュタグを参照すると、関連動画に掲載されやすくなります。
ハッシュタグ「#」は小文字・半角にする
ハッシュタグに使用される「#」は、常に半角の小文字である必要があります。
全角の「♯」や文字列「シャープ」として入力された場合、システムによってハッシュタグとして認識されません。
タイトルや動画の説明欄にハッシュタグを入力する際は、「#料理」「#旅行」「#DIY」といった形で、適切に小文字かつ半角の使用を心がけてください。
もし、全角文字を使用してしまうと、ハッシュタグが正しく機能せず、結果としてその動画が検索結果に上位表示されないので、注意が必要です。
ハッシュタグの単語間にスペースは入れない
ハッシュタグを利用する際のもう一つのルールは、単語間にスペースを入れないことです。
単語間にスペースを入れると、、ハッシュタグとして意図した通りの機能を果たしません。
例えば、「#おいしい デザート」と入力すると、「#おいしい」のみをタグとして扱い、「デザート」はテキストとして認識されてしまいます。
正しくは、「#おいしいデザート」と一つのフレーズとして続けて入力してください。
スペースを入れない入力により、ハッシュタグが一つの連続したキーワードとして機能し、視聴者が関連する動画をより効率的に見つけられます。
ハッシュタグの個数は3個以上15個以下にする
一般的に、1つの動画に対して推奨されるハッシュタグの数は、最低3個以上が良いとされています。
なぜなら、YouTubeでは、概要欄へ入力したハッシュタグを3つまでタイトルの近くに掲載する仕組みがあるためです。
そのため、もっとも関連性が高く、見てもらいたいものを優先して設定すると良いでしょう。
また、タグの上限は60個となっていますが、15個以上の利用も避けておきます。
ハッシュタグを乱用すると、タグが適切に反映されなくなり、効果も薄れる可能性があるためです。
したがって、動画の内容に最も密接に関連するキーワードを選び、15個以下に絞り込むことも覚えておきましょう。
YouTubeのポリシーを遵守して禁止ワードは使わない
YouTubeにはコミュニティガイドラインが存在し、そのポリシーに反する表現や禁止ワードの使用はさけましょう。
なぜなら、嫌がらせや脅迫、下品・性的な言葉、暴力などの内容に関する動画は削除される可能性があるからです。
そのため、ガイドラインを遵守し、ハッシュタグを設定する際にも不適切な言葉を使用しないように注意しなければなりません。
最悪の場合、違反するハッシュタグがあると、レコメンドされなかったり、アカウントが凍結されたりもありますので十分に注意してください。
YouTubeのハッシュタグのつけ方に対するよくある悩み
最後に、YouTubeのハッシュタグのつけ方に対するよくある悩みを、解消しておきましょう。
- ハッシュタグの登録はいつやるの?
- ハッシュタグはあとからつけられるの?
- ハッシュタグはどこにいれるの?
- ハッシュタグは勝手につくの?
- YouTubeショート動画のハッシュタグのつけ方は?
それでは、これらの質問点について1つずつ説明します。
ハッシュタグの登録はいつやるの?
ハッシュタグの登録は、動画のアップロード、またはそのあとからでも動画の説明欄への追加で対応可能です。
さらに、動画を投稿した後もタグを追加・修正できるため、動画の内容や戦略に応じて最適化を図ることができます。
ハッシュタグはあとからつけられるの?
動画をアップロードした後でも、ハッシュタグを追加または編集できます。
そのため、市場のトレンドやユーザーの反応を踏まえて、動画がより多くの視聴者に届くよう最適なハッシュタグに更新できます。
既存の動画に対しても、こうしたメンテナンスを行い、検索可能性を高めることで、長期的な視聴回数の増加に繋がるでしょう。
ハッシュタグはどこにいれるの?
YouTubeでのハッシュタグは、動画の「タイトル」や「説明欄」に入れることができ、特に説明欄に入れた場合、動画のタイトルの下部に掲載されます。
ハッシュタグは、英語のアルファベットである「#」とキーワードの連結であるため、全角の「#」では認識されません。
また、15個以上のハッシュタグを使用すると無効となるため、使用数にも注意が必要です。
ハッシュタグは勝手につくの?
YouTubeのハッシュタグは勝手につきません。
ニコニコ動画のような他のプラットフォームで採用されているような、視聴者がタグをつける機能ではないためです。
そのため、ハッシュタグは、投稿者が明示的に動画の説明欄などに入力しましょう。
YouTubeショート動画のハッシュタグのつけ方は?
YouTubeのショート動画においても、ハッシュタグをつけることができます。
書き方は非常に簡単で、タイトルや説明欄に「#」とキーワードをつなげて入力するだけです。
適切なハッシュタグを使用できれば、ショート動画の視認性が上がり、より多くの視聴者に自社の動画コンテンツを届けることが期待できます。
YouTubeのハッシュタグをうまく使って再生数や登録者を伸ばそう
ここまで「YouTubeのハッシュタグ」についてお伝えしてきました。
要点をまとめると、以下のとおりです。
- ハッシュタグの選定と配置により、再生数やチャンネル登録者数の増加が期待できる
- ハッシュタグを活用する際は、適切な数や関連性が重要であり、ポリシー違反を避ける必要がある
- ハッシュタグの探し方や注意点を理解し、動画内容との相性を考えながら戦略的な使用が肝心
しかし、ハッシュタグはすべての動画に即効性があるわけではなく、視聴者の離脱や動画内容とハッシュタグのミスマッチには相変わらず注意が必要です。
そのため、YouTubeハッシュタグを最大限に活用するためには、定期的な分析と更新、そしてトレンドの監視が推奨されます。
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